野球以外のスポーツもやることが、あとで役に立ちます
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野球の練習と言うと、体力、持久力、筋力、動体視力、経験値など様々な要素を向上させるために行います。
そして、一般的に行われている野球の練習内容は、これまでの歴史や過去の野球をしてきた人々の蓄積によって、それぞれ野球に必要な体力、野球に必要な持久力、野球に必要な筋力などを向上させるのに適しているため、どんな世代、どんなスキルの人にも適用できるものになっています。
ただ、ここで一部勘違いしている指導者がいるのが、これら野球に適した練習だけをすればいい、という考え方です。
確かに、これまでの歴史や過去の野球経験者などの蓄積ですから、効果の高い練習であることは間違いありませんが、それだけではどうしても補えない体力、持久力、筋力などがどうしても存在するのです。
その昔、通学に2時間も掛けて走っていたから持久力がついた、とか野球部の前に柔道部に入っていて足腰が鍛えられて野球に役に立ったなどの話が良く聞かれていたものです。
野球以外の運動やスポーツが、結果的に野球に役立っていたのです。
まあ最近は、世の中が便利になり、通学にそんな不便な人も少なくなり、部活動を掛け持ちしたりするような人も少なくなってきましたが・・
先日、北海道の双葉高校で、野球部の人数が少なくスキー部など他の部の人に助っ人してもらったら快進撃をして地区で準優勝したというニュースがありました。
これは、奇跡的なことではありますが、実は野球以外のスポーツをしてきたからこその能力があった結果だと思いました。
野球以外のスポーツもやることが、あとで役に立つのです。
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