ノックの基本を知る
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最終更新日:2013/11/17
ノック
現代野球は三振を取ることよりもボールを動かして、ゴロを打たせて打ち取っていくスタイルが主流になりつつあります。
そのため、投手のみでアウトを重ねていくというのは難しく、野手の守備力向上が必須になってきます。守備力を高めるために行う基本的な練習方法がノックですが、ただノックと言っても打たれたボールを取っているだけではダメです。
取ったボールはファースト等に投げる必要があります。
そのため、しっかりした体勢で捕球する必要があります。ノックを初めて受ける際、よく行ってしまうのが腰を曲げて取りに行ってしまうことです。
地面を転がっているボールを捕球するには手を下げる必要があります。
方法としては腰を曲げるか、膝を曲げるかしかありませんが、初めて受ける場合、どうしても楽な腰を曲げる方を選択してしまうのです。
しかし、この取り方では捕球した後、投げる方向を見ていないのでどうしても投げるまでに時間がかかってしまいます。
また、腰を曲げて取る動きの場合、目線が上から下にぶれてしまい捕球も難しくなります。
他方、膝を曲げて取る動きの場合、打者から自分の所まで転がってくるボールを目線をぶらさずに見ることができますし、投げる方向に視線をすぐに変えることができます。
簡単なことだと感じる方も多いとは思いますが、意外と出来ないことでもあります。基本中の基本なので、徹底的に癖付けるようにしましょう。
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